まいにち中国語が中止になった。

今期の「まいにち中国語」をまいにち聞いていたのに、今週から再放送になってて公式サイトを見たら『※新型コロナウイルスの影響により、6月29日~9月25日まで2020年度4月~6月分の再放送を行なっている「まいにち中国語」は、9月28日より新作の放送を再開することが決まりましたのでお知らせします。』とか書いてある。

語学もNHK第二を聞く気もめったに起きないのに、中国語の短波放送を聞きたいから、今回はちゃんと初回からきっちりノートまでつけてたのに半分で終わってしまうなんて。今期の前半分再放送とか意味わかんない。せめて前回期の後半にしてほしい。次回期の後半からだったら12月末から再開って。なんなん。 再開は9月28日で続きから。長い。

Google翻訳の韓国語-日本語がおかしい。

Google翻訳は一般的に便利なツールだが、韓国語-日本語の単純な翻訳が壊滅的におかしい。 韓国語能力1歳児未満相当から見ても明らかにおかしい。

셀카(自撮り) → ハメ撮り
사라지다(消える) → ゴーン
치다(打つ、叩く)  → プルーン
가져가다(持っていく) → インポート行く

셀카(セルカ:セルフィーの韓製英語でセルフカメラの略)は韓国語を知らない人でも「セルカ棒」とか言う言葉で日本でも結構知られているのに、Googleでは「ハメ撮り」ということらしい。これ前後の文があっても 「셀카」を常に「ハメ撮り」と訳すみたいだから最近のAIの理解力は大したものだ。사라지다(サラジダ)は初級単語で「消える」という意味なのにGoogleは「ゴーン」。カルロスゴーン? 사라지다(朝鮮語)→gone(英語:消える)→ゴーン(日本語??)  とか何かの連想ゲーム? 意味不明。 ゴー(Go)くらいは外来語として定着していても、日本語でgoneはまず使わない。

치다(チダ)も超初級単語で「打つ」という意味なのにGoogleは「プルーン」。プルーン(すもも)は本当は자두(チャドゥ)というらしいが、치다が자두の訳語になるのか全く分からない。가져가다(カジョガダ)コンスニの動画で出てきたような気がするから幼児でも知ってるはずなのに「インポート行く」などと今まで一度も聞いたことが無い日本語に。世界でも随一の優秀な頭脳集団が開発した翻訳ツールだし、文章の前後関係からもっと良い結果が得られるのかと思って簡単な例文を翻訳させてみる。

例文:”가져가은 셀카봉으로 머리를 쳤어요.”
文意:「持って行ったセルカ棒で頭を打ちました。」

Google:「インポートカウンハメ撮り棒で頭をこすり。」

時制めちゃくちゃ! なおかつ連用形止め!!

おまえは何を言っているんだ?」

こんな簡単な文章なのに、だいたい内容は分かるとか雰囲気は伝わるとかいう次元を超越してる。

なお、韓国語→英語の場合はもう少しましで、
例文:”가져가은 셀카봉으로 머리를 쳤어요.”
Google英訳:”I hit my head with a stick of rope.”

さらに最後の.を消すと「가져가은」を「Take の過去形 」と解釈する。ただしつける位置がおかしい。
原文:”가져가은 셀카봉으로 머리를 쳤어요”
Google英訳:”I hit my head with the sticks I took.”

これを日本語訳するとインポートカウンハメ撮り棒よりは良い結果になる。
Google英→日:「私は取った棒で頭を叩いた。」



セルカの誤訳は2018年の時点ですでに話題になっていたようだが全く改善されていない。 日本語と韓国語は文法上の類似点や漢字圏由来の類似性が多くあって翻訳しやすそうなのに。もうちょっとなんとかならんのか。

韓国製のNever翻訳のがだいぶまし。
原文:”가져가은 셀카봉으로 머리를 쳤어요.”
Never翻訳:「 持って行ったセルカボンで頭を殴りました。 」

→その後Never翻訳は改善されて「持って行った自撮り棒で頭を打ちました。」と訳されるようになっていた。完璧である。対してGoogle翻訳は「インポートカウン自撮り棒で頭をこすり。」となった。셀카봉をハメ撮りではなくて自撮り棒だと理解できるように進歩したようだが体言止めの変な訳になるのは相変わらず。

最近、中国製品で変な日本語の誤訳を見つけた。機能の「オン、オフ」の選択肢が「オン、オープン」になっている。英語は「On、Off」で問題ない。韓国語を見るとコングリッシュで「온(オン)、오프(オプ)」になっていた。カタカナ表記で「オプ」を近い言葉にするとオープンが近いから間違ったのだろうか。

沼にはまった経験。

なぜか10年以上前の記事がはてブのホットにエントリされたようでアクセス数が急に伸びた「FMは音がいい?」。はてブやツイッターでの外野コメントはたくさん頂戴し、楽しんでくださったようで何より。

記事を推敲していて当時はオーディオに沼っていたなと思いだした。陰キャ理系男子の沼にはほかにもいくつかハマった。

オーディオ沼
カメラ沼写真沼
天文沼
・パソコン沼
・電子工作沼
無線沼

まあ、こうも機材にお金がかかりそうな趣味ばかりやってきたものだ。車、バイク類が入っていないのがせめてもの救いか。機械系の沼にはまりそうになったときは踏みとどまった。人生のうちこの30年ほどの趣味生活において1か月1万円を費やしたと仮定しても360万円は浪費しているし機器売却の差額を考えても実際はもっとかかってる印象。たぶん車2台分くらいは浪費しているのだろう。FM放送のエントリもこれらの沼経験なしには生まれなかったわけで、これも人の目に触れることにより一人の浪費から多数の多少の役に立つ経験へと昇華されるのだと信じたい。

沼らない人生、それもまた沼。

絵と写真の差。

絵を描くのは嫌いだ。図画工作や美術の時間に絵を描かされるのも大嫌いだったし、今も絵画など子供の落書きくらいしか描けない。

でも写真を撮るのは好きだ。一眼レフの基本操作くらいは知ってるし、フィルム現像もしたし印画紙焼き付けだってしてきた。

あるとき絵を描くことが得意な人から「写真は絵ではないよ」と言われた。超訳すると「絵を描くことが上で写真は下、もしくは芸術の土俵にすら上がってない。写真なんてだれでもできるし芸術でもなんでもない。」みたいな『見下げた』感じで。調べてると「写真は複製ができるから芸術じゃない」なんて意見もあるようで、じゃあ版画は? コンピュータグラフィックは? すべて芸術じゃないんですね、なおかついかがわしいポラ写真は複製が無いから芸術なのか。その方にとってはきっと。

そんなことがあってよいのか! 否、写真術が完成された経緯を知れば、写真は絵画の延長にあることがわかる。

ごく簡単に文章にすると、

1400年代の話。アリストテレスの時代からそうだったように、現実をありのままに書いた絵が良い絵だ。絵を現実ありのままに書きたいなと思う者多数。現実の対象をピンホール通せば暗い部屋の壁に映せる。それを写し取れば本物そっくりに描ける。この最先端ディバイス、カメラ・オブスクラなんて望遠鏡の世界でも有名なケプラーが名付けたらしい。レンズを使えば箱は小さく、画は鮮明になるからどこでも現実そっくり絵が描けるし。今でこそトレスなんて言い方があるけど、フェルメールだってそうしたらしいよ。これありのままの風景を簡単に残したいってうスナップ写真と感覚的には同じだし。もう、映った絵を写し取るんじゃなくて、なんとかしてその絵が自動的に紙に記録できるようにすればいいんじゃね? ということで、絵を写し取りたくないがためにたゆまぬ努力を行う人類。1800年代、写真術ほぼ完成!!

時代は少し流れて1800年代後半、写実主義は写真で完成された!絵画は写真とは異なるべき!なんていいだした保守派層(要するに写真に職を奪われたやつら)が現れた。これがのちの印象派である。

人類の「絵をありのままに描きたい」という数百年にわたる衝動の結実が現代の写真。写真は絵とは違うんだよ、芸術とは、、なんて云うのはナンセンス。写真が写真そのものだけでなく、その後の絵画に与えた影響は計り知れない。

とにかく成り立ちという一側面から見る場合、写真は絵を描く技法の一つにすぎない。チラシの裏にクレヨンで描くか、画用紙に鉛筆で描くか、印画紙やCMOSイメージセンサの粒々に光で描くか、それらは手段として単純に並列の選択肢。絵画であろうと写真であろうと魂はその画に宿る。

門外漢の駄文の割にはそれほど外していないはず。ネットやテレビで「すごくリアルな絵を書く」を披露してるのがあるけれど、現代において「すごくリアルな絵」が珍しいのは通常必要とされない技法だから珍しいのであって、それは写真術の実用化によって職業画家とともに滅んだものに他ならない。

短波コンバータを作った。

短波放送を聴くなら短波ラジオを買えばよいのだが、ン十年前に読んでいた『子供の科学』で科学教材社の広告に載っていた「短波コンバータ」なるものが気になって仕方なかった。小学生には若干お高いので結局買わずじまいだったが、これを使えば手持ちのAMラジオで短波が聞ける、とそういうもの。

短波ラジオを持ってるのに、いまだに「短波コンバータ」への未練があるので作ってみる。いつものように短波コンバータでggrksるとOM皆さん素晴らしい成果を公開してくださってますね。ノスタルジックに真空管でとか、正統派高周波なデュアルゲートFETでミキサとか、VCO+リング変調器でとか。

今は短波ラジオを持ってるし、そうでなくともストリーミングで聴けるし、そんなに凝って作ってもどうせ使わないだろう。それにハンダ付けなんて面倒だし。なので手間をかけずに手っ取り早く作ったことにしたい。



できたできた。

swconv.jpg swconv_fig

おそらくラジオ工作史上最も簡単な短波コンバータ。ディップメーターのコイル部に4mくらいのワイヤアンテナの根本を数回巻き付けて、その端をAMラジオのアンテナに接続しただけ。ディップメータの出力がアンテナ側から放射されないかとか、そういうことは考えない。←気になる場合は結合度を下げるか、トランスを入れてインピーダンスを変えるか、1石アンプでも入れる。

親ラジオはソニーのICF-801。ごく普通のアナログAM/FMラジオ。アンテナはFM用だが、ラジオ本体に電波をInjectionできればいいのでこれで十分。AMラジオは上側バンドエッジ付近にチューニングしておき、ディップメーターで3~10MHz付近のコイルを使って最大出力くらいで適当に発振させる。ディップメーターのダイヤルをゆっくりゆっくり廻していくと運が良ければ短波放送が聞こえてくる。微調整はディップメーターの出力調整である程度可能だし、AMラジオ側でも行える。ディップメーターでなくともテストオシレータでもアンテナアナライザでもDDSなFGでもとにかく微弱なHF帯の信号を可変に発振できる機器なら何でもいい。短波ラジオの局発を取り出すとかいう意味不明な手段も良い。

夜に試すとダイヤル読み11.5MHz付近でCRI他5局くらい簡単に聞こえてきた。分離も十分。短波特有のフェージングも体感できる。ディップメーターの発振やコイルの結合も思ったより安定しててしばらく聞いていても周波数がそこまでずれたりもしない。

仕組みとしては原理的で、ワイヤーアンテナで受信した短波の電波Fwをディップメーターが発振する信号Foと混合してヘテロダイン周波数Fs=Fw-FoまたはFs=Fo-Fwを得る。AMラジオはSWよりも低い周波数しか受からないので必然的に差の周波数を受信することになる。実際にヘテロダインが起こっているのが親ラジオのRF段やミキサで混変調になっているのか、ディップメータの発振器がアンテナからの信号で揺れているのかはよく分からない。ディップメーターが12MHz、AMラジオが1600kHzなら受信している周波数は13.6MHzか10.4MHz付近と推定できる。4アマでも習う内容。ただラジオの局発もMIXされているかもと思うと推定も面倒になる。親ラジオの特性に影響されるから再現性は良くないが、いじるところが多くて面白い。アンテナを工夫するとか、結合コイルの巻き数はとか、ラジオのどこに接続するかとか、ラジオの受信周波数はとか、こんな単純なものでも試すところは無数にある。

性能は市販の短波ラジオには遠く及ばないが、こういう不便なのも良い。

ワイヤーアンテナを外に出してみたらHF帯のどのコイルでもなんらかの放送が聞こえてくる。午前10時前後に全部で30局以上は確認できる感じ。また親ラジオをFM76MHz付近のバンドエッジで受信し、VHF帯のコイルを使ったら、Eスポが発生していて90MHz台にある中韓あたりの放送も5局くらい入ってきた。親ラジオ単体+同一のワイヤアンテナで90MHz台を直接受信するよりなぜかずっと多く聞こえる。さらにHF帯のアマチュアのCWまで聞こえてきた。デジタル表示で一発選曲の広帯域受信機で聞くよりも未知の電波を捉えた気分が楽しい。