DX-SR9にコリンズのメカニカルフィルターを装着。

DX-SR9本体に実装されていない機能のDSP対応と双璧をなす、本体に実装されていない機能のコリンズフィルター対応。

純正オプションとしてアドオン基板が販売されているものの、かんじんのフィルターはユーザの責任で入手してくださいという素人お断り状態。コリンズのメカフィルは2016年の初めに生産と販売終了ということだが、アルインコのオプション基板EJ-59UはAORのオプションを想定しているらしく、2021年時点ではインターネットを検索すれば入手先はいろいろ出てくるので今のところは困らない。それでもAORは既にアナログ機をすべて終了させているし、新品の単体フィルタを10k円未満で入手できるのがいつまでかは分からない。

Rockwell Collins to End Mechanical Filter Production – ARRL

無事にEJ-59U基板と貴重なフィルターを入手してもアナログ時代のICOMやYAESUのオプションフィルターと違ってユーザーの責任で本体基板の0Ωチップ抵抗を外さないといけないという素人お断り状態。送信改造するにはハンダゴテが要らないというのに。

試される技術力。



机上検討ではいまいち効果が分からないし、他人OM様のブログをあてにしようにも国内ではレビューが1エリアで1つくらいしか上がってないほどの人気ぶり。FT-817用のプレミア価格なCWフィルタと双璧をなす。日本のハムにとってコリンズメカフィル=ヤエスなのだろう。世界に目を向ければeHam.netでレビューしてくれててアルインコにも拾う神あり。ほぼ送信しない超YM(?)の稚拙なレビューでは役に立たないだろうからeHam.netのレビューを参考にすべきだが、一応感想を記す。

・実装したのはAM 6kHz 526-8695-010、SSB 2.5kHz 526-8694-010、CW 500Hz 526-8693-010。すべてAOR扱い。今回は基板のパターンを壊すことも無く、0Ωチップ抵抗を6個とも無くさず無事外せた。

AM:ノーマル(6kHz)は短波放送の分離が良くなった。ナロー(2.5kHz)もまあまあ聞きやすい。中波放送も(ムラタ9kHzと比べて)そこまでこもった印象にはならなかった。

SSB:ノーマル(2.5kHz)はまあまあ良い感じ。IF Shiftを少しずらすほうが自然に聞こえる。ナロー(500Hz)は狭すぎる。IF Shiftを調整すると使えなくはないがあまり使わないだろう。

CW:ノーマル(500Hz)とナロー(500Hz)が同じ帯域幅になった。コリンズを使っているという自負の念しかなくて意味がない。

AMナローはSSBのノーマル、SSBのナローはCWのノーマルが使われるので、短波放送とSSBがメインの目的としてはAMとSSBのコリンズフィルタを実装してCWは入れないほうがよかったかも。もう一つの選択肢のCW 250HzだとSSBナローに使うのはもっと厳しいと思う。

https://www.hamlife.jp/2014/06/20/alinco-ej59u-release/
このメカフィルを搭載した状態でDX-SR9J/Mをナローモードにすると、モードによっては帯域が狭くなりすぎて音が歪む場合があるという。」という記述がこの動作に該当するのだろう。

AMフィルタとSSBフィルタで短波放送が聞きやすくなったのは最大の収穫。

eHam.netのレビューを借用すると「エントリーレベルのトランシーバーにハイエンドレシーバーのフィルタリング性能を提供する」という表現は確かに合っている。

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