AMラジオの終焉が見えてきた。

日本の中波放送(AMラジオ)の終焉がいよいよ近くなってきた。

国内の民放AMラジオ局、2028年までにFM局に転換する方針 | Radio News.JP

民放47局中44局がFM放送に転換と発表された。話題自体は2019年夏ごろから出回っていたが具体的な数字が出てくると現実感が一気に増す。2028年までにってことだから、早いとこは2023年で停波になってくるところが出てくるはず。

民放AMラジオ44局、2028年秋めどに“FM局”目指す(オリコン)のコメント一覧 – Yahoo!ニュース

ヤフコメ民の意見を拝見しているとゲルマラジオが使えないとか電子工学目線で予想通りのコメントも書かれている。ゲルマラジオが使えないからFM放送は災害に弱いとか、どんだけって感じだけど、心境はわからなくもない。実際には災害時は減力放送で普段鳴ってるゲルマラジオが鳴らないかもしれないし、送信局の倒壊もありうるし、そもそも近年の実績として阪神淡路大震災以降の大災害ではコミュニティFM局が大活躍してきた事実を見てない。中波AMにこだわって中身のない放送したり潰れたりするくらいなら、放送局にはFMでいいからコンテンツを維持して欲しい。市民の災害対策としてはAM放送とゲルマラジオじゃなくて、小さい電池式ラジオと乾電池数本用意するだけの話。

遠距離受信ができないっていう意見もある。そもそも放送局としては区域外で受信をしてほしくないっていうのが本音のはずで、本来エリアに縛られないネット越しのストリーミング放送であるはずのラジコにエリアの概念がきっちり実装されてて、やっぱり広域放送はエリア外に聴かせたくないんだろうなっていう考えが透けて見える。プレミアムでエリア外も聴けるってことにはなってるけど、海外では聴けないようにしてあるし、よっぽど聴かせたくないんだろう。放送局にとっては単純に受信者数が多ければ広告費を得られるというビジネスモデルではないから仕方ないな。コミュニティ放送でエリアに関係なく聴けるものがあるのは知っている。

日本の法律と利権にまみれた放送局に電波でのラジオ放送を継続してほしいと願う、清く正しいラジオファンならば、越境の電波を捕まえてエリア外の放送なんて聴こうなどという発想を持ってはいけない。戦時中は短波ラジオで海外の放送を聞くことが禁止されていた。現在も目的は異なれども越境の放送は聴くなっていうスタンスは変わらない。



まあ「企業としての放送局」は区域外を良く思っていないだろうけど、「各番組」の中ではテレビ放送のそれよりも気にしていないというのはあると思う。

スペクトラム表示付きの受信機で見ると各放送局の山がたくさん見えててかなり面白い。電波というものは本来広がる性質を持っているもので、そう簡単に制限できるものではない。アンテナとして20m程度のビニール線を窓から垂らしただけで、夜間になると中波放送の帯域9kHzおきにびっしり全国の放送が聞こえてくる。中には中韓の放送局も結構混ざっている。2028年以降は中韓の放送をクリアに聞くことができるはずだからそれはそれで面白いかも。訳のわかんない放送法なんか受信契約の条文もろともさっさと削除してNHKもAMとBSだけ止めるといわずNHKごとすべての放送止めたらいいのに。

レトロな真空管ラジオでも入手してレストアしようと思ってたけどNHK1波と中韓の放送しか聴けなくなるんなら要らないかな。

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