AMラジオ用のアンテナ整合器

市販品のAMラジオ用の整合器をわざわざ買った。

通信型受信機を買ったから短波用アンテナが欲しいなと思ってちゃんとしたAM・短波用アンテナを買おうかと画策してたけど、送信しないし、どうせたいして使いもしないから適当でいいやってなった。

DXアンテナが共同受信用でAMアンテナを出しているが、エレメント長が1.2mでロングワイヤーの変形として見た場合短かすぎるし、マスプロ製のAMアンテナは中波放送帯域のみで短波帯の感度が不明だしってことで買うかどうか悩んでいたところ、日本アンテナでAMラジオ用の整合器RM-70が出ているのを見つけた。AM受信用アンテナ基台部はおそらくこの手の整合器がついているはずだから、これを使ってロングワイヤーを組めば良いはずって考えた。

本来はテレビアンテナの同軸75Ω系統に混合された中波放送波をFMチューナーなんかに付属してるチャチなループアンテナ用の端子に接続するための整合器。逆向きに使えば片側給電のロングワイヤーアンテナ系を受信機の50Ω系統に接続するのにも使えるだろうと踏んで注文。オートトランス1:12くらいのバランだろうと思って取り寄せたら、やっぱり予想通りの構造だった。持てる限りの撮影テクニックで接写を試みる。低インピーダンス側は4回巻き、高インピーダンス側の巻き数が読み取れない。

仕様を信じるなら4回:14回(共通部分を除いて二次側10回)で75Ω:919Ωか、4:15(11)で75Ω:1055Ωか、多めに見積もっても4:16(12)で75:1200Ω。

ディップメーターの出力で電圧比を測ろうと思ったらなぜか20MHzくらいになって2MHzくらいに下げられなかったが、この周波数の電圧比だと1:8くらい。こんなに電圧比が大きくなるのはたぶん正しく無い。75Ω側は終端抵抗もつけてなくて解放ってのが一番ダメ。また完全にバラすときに測りなおそう。

正直なところ、高いし、これくらいなら自作したほうが良かった。



完全にバラした。

巻き数比は4回:11回(オートトランス)でインピーダンス比は75Ω:567Ω。浅はかな予想とは違った。もしかしたらハイインピーダンス側は1kΩ負荷に接続するのではなく、エレメント長が波長に対して極端に短い微小アンテナに接続して使うことを想定しているのかもしれない。例えば日本アンテナWH-025(A)を繋ぐならエレメント長が3m程度なので中波放送の波長300mに対して十分に短く実質解放端として扱える。ハイインピーダンス側を解放端とみなすなら2倍で1,134Ωとなり仕様の1kΩに近い値になる。

平行ケーブルから外すときにコイルの線を根元で切ってしまったから戻す気にはならない。

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