TRX-305のファームをビルド。

トランジスタ技術のキット TRX-305A+Bを買ってずいぶん放置していた。そろそろ作ろうかと思ったものの、製品の副題にもある通り「フルデジタル無線」だからハード記述やソフトウェアを自由に使えないと始まらない。

発売後数年経つし、もしも開発環境が入手できなくなったら出来合いのファームを入れて使うくらいしかできなくなるわけで、購入者にはハードの回路図、FPGAのRTL記述、SHマイコンの制御ソフトすべてが開示されているディベロップメントプラットフォームが微妙な性能の既製品になってしまう。

ということで2021年現在でもCyclonⅢ FPGAのコンフィグレーションファイルとSHマイコンのファームをビルドできるか確認した。

開発環境ごと温存したいのと、物理PCが開発ツールの細かいファイルであふれるのも嫌なので仮想環境に押し込んだ。ビルドは少々時間がかかるが一晩とまではいかないからこれで良い。公開されている最新版のソースに差し替えて、特にシビアエラーも無く論理合成とファームのコンパイルまで完了できた。これでハードウェアの製作に取りかかれる。

AORの設計ってことで自作派のアマチュア無線家でお金にある程度の余裕がある人なら欲しくなるだろうし、取説どおりに組み立てれば完成できると思うけれど、いろいろいじろうと思うとFPGAをVerilogHDLで論理記述できたりか、SHマイコンのアセンブラや組み込みシステムのCを統合的に扱うスキルがないとコスパの悪い微妙な性能の既製品ってことになる。1アマ持ってるってだけのスキルだと正直扱いきれない。

TRX-305のファームをビルド。」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: の回想録

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中