DOS/Vでネットワーキング – 2

仮想PC上のDOSでネットワークを使うために、一番手っ取り早くて見栄のする方法。それはWebBoyを使ってウェッブブラウズと電子メールを使うこと。

日本IBMが2000年前後に販売していたPCDOS用のWebBoy for DOS。DOS上でJavaやJavaScriptも動くブラウザ、電子メールクライアント、Desktop On-Callクライアントの機能がGUIで使える。

GUIのインストーラが終わったら、AMD PC-NetⅢのNDISドライバからPCNTND.DOSを C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN\ にコピーして、2つのファイルを編集する。

C:\WEBBOY\NTSDOS\PROTOCOL.INI
[DRIVER_INF]セクションのDriverName=のところだけ編集する。

[PROTMAN]
(略)

[DRIVER_NIF]
;   IOADDRESS = 0x300
;   INTERRUPT = 0x5
   DriverName = PCNTND$
 

C:\CONFIG.SYS
PROTMAN.DOSとNTSTS.DOSの間にNDIS2のファイルPCNTND.DOSの設定を追加する。

BUFFERS=20
FILES=30
STACKS=9,256
DOS=HIGH,UMB
DOSDATA=UMB
COUNTRY=081,932,C:\DOS\COUNTRY.SYS
SHELL=C:\DOS\COMMAND.COM /P /E:512 /H
DEVICE=C:\DOS\HIMEM.SYS
DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE RAM
DEVICEHIGH=C:\DOS\$FONT.SYS
DEVICEHIGH=C:\DOS\$DISP.SYS /HS=OFF
DEVICEHIGH=C:\DOS\ANSI.SYS /X
DEVICEHIGH=C:\DOS\POWER.EXE
DEVICEHIGH=C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN\PROTMAN.DOS /I:C:\WEBBOY\NTSDOS\
DEVICEHIGH=C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN\PCNTND.DOS
DEVICEHIGH=C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN\NTSTS.DOS

AUTOEXEC.BAT
自動的に起動させる以上のことは無い。

@ECHO OFF 
PROMPT $P$G
PATH C:\WINDOWS;C:\DOS
SET COMSPEC=C:\DOS\COMMAND.COM
SET TEMP=C:\TEMP
SET TMP=C:\TEMP
LH C:\DOS\KEYB.COM JP,932,C:\DOS\KEYBOARD.SYS
LH C:\DOS\SMARTDRV.EXE
LH C:\DOS\MOUSE.COM
SET MPM_INI=C:\WEBBOY\DATA\MICROPM.INI
SET MW_INI=C:\WEBBOY\DATA\WEBBOY.INI
SET PATH=C:\WEBBOY;C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN;%PATH%;
SET SOCKET=0
LH C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN\NETBIND
CD C:\WEBBOY
WEBBOY

CONFIG.SYS中で$IAS.SYSや漢字変換のFEPを組み込む必要は無い。漢字変換の機能はWebBoyに内蔵されているため。

他の設定として、SETUPVを実行→フォント で12/16/24ドットフォントを使用するに設定。24ドットフォントのファイル名が$JPNZN24.IBMになっている場合は$JPNZN24.FNTに変更する。

まだIBMのFTPにあがっている更新ファイルを適用する。
ftp://ftp.boulder.ibm.com/devices/OS2/webboy/

最終版は4.00D、フリーソフトのBDIFFを使ってパッチを当てる。パッケージ版の場合は4.00→4.00A→4.00B→4.00Dの順に適用する必要がある。(対象外の4.00C以外途中を飛ばせない)

セットアップ中に解像度が選べて最高1024×768の256色が使える。VMWareでもVirtualBoxのどちらでもこの解像度と色数で動く。DOSアプリとしては最後にして最高のユーザビリティ。

実際の使い勝手としてはブラウザやメーラがUTF8未対応なのに輪をかけて最近のSSL/TLSの対応ができなくて、以前に比べて見られるところが激減した。前に試したときはGooとか、PCWatchなんかはどうにか見られたのに、今はGoogleも使うのに苦労する状態なので、ほどよく表示できる20世紀末テイストのサイトを探すのにもなかなか苦労する。誰かWebBoy用の変換プロキシサーバを組んでほしい。

侍魂
http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/index.htm

阿部 寛のホームページ
http://abehiroshi.la.coocan.jp/

メール機能はPOP3のみ対応。ShiftJIS、EUCのみ対応でUTF8、Quoted-Printableに非対応だから特定用途でなければ使いにくい。サーバのメッセージを消さない設定が初期値なのは利用方法として正しいかも。

現在WebBoyを実用に供するのは難しいがDOSでネットワーク、VESA、DOSエクステンダの動作を確認するのには手軽で良いと思う。今もまだIBMのFTPディレクトリにdemo版が置かれていてちょっと試すこともできる。

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