驚速 for Windows 10を使ってPCが速くなったと驚いてみる。

念願の「驚速 for Windows 10」を買った。
https://www.sourcenext.com/product/pc/sok/pc_sok_001230/

前から欲しかったんだよねー(棒。定価2980円のところ640円だったから思わず買ってしまった。500円セールすることもあったみたいだけど見逃してた。20年以上前はすでに驚速95があって、脈々と受け継がれるゴミソフトの系譜、まったく期待などしてないし、もちろんブログネタ。最初に買ったのは「速Pack8」についていた驚速98だと思う。無駄なUIでレジストリをいじればできるような微妙な設定ができるだけで意味が無いから使わなかったけど。

PC壊れたとかいう怒りレビューも山ほどあるが、このソフト自体たいしたことはしないので、驚速のインストールでPCを壊すなんて、よほど基本的スキルが無い人か、そうでなければよほど悪運の強い人なんだろう。これはPCスキルを試す一種の絵踏だ。それくらいのトラブルシューティングもできないような初心者じゃないし、さくっとメインマシンにインストール。当然特に問題は起こんないし。ブルースクリーンくらい出たらおもしろいのに。

よくある初心者向けユーティリティソフトのUI。 最適化の種類って、一つしか無いし。迷うことなき選択肢。
カスタムナビから手動で設定を選べる。「マウスポインタの加速度を最速にすることで高速化します。」´_ゝ`)フーン

Windowsの設定とかコントロールパネルとかレジストリとかで設定できそうな項目がずらりと並ぶ。細かく設定できそうで一見マニアックだけど、 実はよくある設定のオンオフ項目が並んでるだけで全くすごく無くて驚く。

デフラグメンタが一番大きなコンポーネントになっている。

驚速デフラグというのがキラーコンテンツなのか?Office2007のUIを継承しているところと、SSDには全く対応してないところが10年前から完全放置プレイ。マップをクリックすると関連するクラスタを表示する機能が無駄にマニアック。

もう一つの目玉機能。メモリ最適化ツール。

驚速メモリというメモリ最適化ツール。この手のツールは物理メモリを無駄に確保することで使用頻度が低い領域をページファイルに追いやるか破棄させることで物理メモリを確保するのだけど、メモリ32GBのマシンには無意味。メモリを使い切るのはVMを複数起動したときくらいだし、そんなときにページアウトされたらまたページフォルトが発生して遅くなるだけ。まあ、発動条件や確保サイズをいじれるところはマニアックで良い。

※余談:驚速98が出ていたころに「なにもしない」メモリ最適化ソフトをシェアウェアで販売して問題になった事案があった。さすがに驚速メモリは何もしてないわけでは無い。

で、不具合報告。

・言語入力切替がおかしくなった。
日本語、韓国語、英語(En)を切り替えられるようになっているのに、日本語と英語しか使えなくなった。マウスで直接切り替えても韓国語入力ができない。これが発覚した時点でアンインストール決定。→後で分かったけど「不要データの軽量化(キーボードの他国語情報)」という最適化機能があるのでこれを無効にすれば解決。まだまだ驚速ですら使いこなせるほどのPCスキルレベルに達してないと実感した。

・アンインストールができない。
驚速本体のアンインストールがいつまで経っても終わらず、システム復元。しかもシステム復元は失敗したと報告してくるが、とりあえず消去は完了。

・ゴミ箱を勝手に空にするな。

・速くなるの意味が違う。
アニメーションオフとかマウス高速化機能とかキーボード高速化機能などUIまわりの設定は、Windowsの設定を変更してるだけで正しく早く動くようになって当然なわけで、「効果が無い」なんて嘘はつけない。
「驚速 for Windows」シリーズ 効果保証サービス
https://www.sourcenext.com/product/kyosoku/warranty/

このソフト、インストールするだけで速くなるなんて書かれてる割には、いろいろいじるところも用意してあって、いじくりまわしているとなんとなくPCに詳しくなったような気分になれる、ってところが楽しみポイントだと理解した。それに完全にブッ壊すような設定も無いから安心。 だから最初から、あらゆる高速化の設定をしているPCでなければ、このソフトで「最適化」すればそれらを一括して設定できるわけで、高速化について一定の効果は見込める。アプリのプリロード(PC起動後の最初のアプリ起動だけは速くなる)は確かに効くし、アニメーション無効などのUI設定はフリーソフトでも定番で、Windowsの動作設定だからPCのスペックにかかわらず効果があるものだし、驚速は何もしない詐欺ソフトではなくて、設定変更のためのユーティリティソフトとして正しく機能している。設定変更すればセロリンクラスの激遅PCでも動作が変わって当たり前だし、起動高速化は先読みキャッシュなんで物理メモリ山盛りの高性能PCのが効果が期待できるわけで、「高性能PCには効果が薄い (`・ω・´ キリッ」とか知った感じで言ってみたり、「全く効果なし 」とか「使えない」って憤慨してる人の眼はきっとフシアナなんだろう。

この初心者向けユーティリティすら使いこなせないほど、そんな自称PC詳しい人は自身のPCスキルが超初心者レベルだと自白したも同然。

最近理解した世間。「自称PC詳しい」とは、次のようなスキルレベルに達することである。

・家電量販店でPCおよびPC周辺機器を購入することができる。
・購入した機器の箱の開封を行い、機器を机や棚へ配置できる。
・機器の電源、USBケーブル、HDMIケーブルの接続ができる。
・同封の薄い初期設定ガイドの主要項目を蛍光マーカーで塗りつぶしたり、鉛筆で線を引いたりできる。このとき、設定を正しく完了できる必要は無い
・自身の知識あるいは操作が間違っていても、それを否定し、機器やメーカーの責にすることができる。これは取扱説明の指示や注意事項よりも優先される。
・自身の人生においての経験則は、プロトコル各種の規格各機器の仕様、目の前にあるシステムの実際の動作よりも優先される。







2020年9月になって驚速にアクセスが増加している。調べるとヤフー知恵袋で活発な議論がなされていることによる回答者か閲覧者の検索によるものだと判った。

加速ユーティリティソフトについて。- Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10231388150

カテゴリーマスターのすばらしい回答を拝見すると、

遅延割り込み処理で見た目は処理を終えたように偽装し、バックグランドでごにょごにょやらかして電源を切るまでに処理を終えるというなんちゃって加速だとおもいます。

と書かれている。使ったことが無いのに個人的な想像であると。さすがカテゴリーマスターだけあってこの域に達すると使ったこともないのに原理も使用感も分かって他人様にご教示できるのか。もはやエスパー、超人的な能力を持った尊師といえよう。偽装とかごにょごにょとかなんちゃってとかいう表現に明らかな悪意を感じる。

だから大容量のファイル操作を行った場合は、延々とハードディスクのアクセスランプがアイドリング時に点滅することになると想像できます。

OSのディスパッチャに実装される「遅延割込み」というキーワードが、驚速に関するどの情報から出てきたのか実際に使った私には想像すらできない。(ファイルコピーが早くなる機能はどういう実装なのか分からないが、能書きでは「CPUパワーを使用して、読み書きを同時に行なうことで高速な転送を実現しています。」となっており、遅延書き込みがどうこうとはどこにも書かれていない。) 回答の続きに書かれているHDDのアクセスランプがという説明からWindoswならディスクキャッシュに最初から実装されている「遅延書き込み」のことを表現したいのだろうか。驚速は先読みでキャッシュにためる動作はあるが、遅延書き込みを行う機能はWindowsの機能であって驚速が提供するものではない。

驚速が設定ユーティリティ+デフラグメンタ+メモリ空き確保ツールであるということを分かっていればこんなトンデモ回答は出てこないのに、使いもせず想像で嘘八百並べ立ててまでソースネクストの営業妨害をしたい回答者らは、何の正義感に駆り立てられているのだろう。質問者の『参考になりました。』というのが健気で良い。

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