VLのSAが終了した。

すべてのマイクロソフト ボリュームラセインスのソフトウェアアシュアランス契約が終了した。

個人的に契約したWindows、Office、MSDNのVL契約のすべてで、ソフトウェアアシュアランス(SA)の期間が終了。フルライセンス(L)があるうえでのL+SAなので今後もLの範囲で使う分には問題ないのだが、SA契約が切れるとどうなるかが知りたいというのもあった。個人的に特に影響がありそうなソフトウェアアシュアランス特典をまとめた。

◆Windows Enterprise Upgrade
使用中OSの動作上は特に制限がかかるわけではなく、使い方の問題。終了以降のWindows10更新に注意。(追記あり)
・アップグレード権:Windows 10は今後もWindows 10なので、問題なし。→追記参照。
・WindowsVDA使用権:仮想PCで最大4インスタンスのWindowsを同時起動をしてはいけない。ライセンスがあるインスタンスならライセンス数までOKなので開発用のMSDNライセンスを適用する仮想マシンならば今後もOK。
・ライセンスの再割り当て:かなり重要。別の筐体にライセンスを移せない。故障で同一筐体のM/B部品交換は可能なもよう。筐体を変更したらFPPのフルライセンスを移すことはできてもEnterprise Upgradeはあきらめるか再購入。
・Windows To Goの使用権:Windows To Goを使ってはいけない。MSDNの開発用ライセンスで開発と評価用に作るのは今後もOK。
E-Learning:もともと要らないような内容だったが、期間中にE-LearningがSA無しで使えるものに変わったので今後もE-Learningできる。しないけど。
・VLSCでSA終了以降のWindows10バージョン(Enterprise/Pro/Pro Workstation)は入手できない。また、SA期間中に入手できたダウングレード対象のWindows7/8.1/10)はそのWindowsのサポート期間が終了すると入手できなくなる。Windows10の新バージョンが出てこなくなるとは思わなかった。→EnterpriseはLだけで購入できるし、L+SAでSAが終了してもL部分で使い続けられるはずなのに、更新のISOイメージが入手できないっていうオチ。VLSCを起点にすると、SA終了時点で使用していたWindows10バージョン(例えば1803とか)がサポート終了した時点で使用終了になる。→ただ更新する方法が無いわけでもない。

◆Microsoft Office
VL版Officeの動作上は何も変わらない。Windowsと違って同一マシンの複数インスタンスはSA不要。HUP版Officeはインストール、再認証ができなくなる。
・アップグレード権:Office 2019をゲット済みなので3年は安泰。次期バージョンは手に入らないがその時はOffice365に移行してあげよう。
・Officeローミング使用権:これは要注意。Linux端末からrdesktopでリモートデスクトップ接続してMS Officeを起動してはいけない。Windows端末ならばOK。
・Office Multi-Language Pack:Office 2013以下で使っているLIPは手動でアンインストールせねばならない。VLSCからOffice2013のLIPがダウンロードできなくなった。なぜかVLSC/MSDN共用のアカウントで入るMy Visual StudioではOffice2013のLIPがダウンロードできる。Office 2019、2016はLIPが標準ライセンスに装備なので関係なし。ただ、いつの間にかOffice 2010、2013のLIPも普通に公開されているし、ここにはライセンスについて言及が無くてよくわからない。
Officeの自宅使用プログラム:HUPで入手したOfficeは「手動でアンインストール」しなければならない。購入履歴から再ダウンロードやプロダクトキーの確認ができなくなった。インストール済みのHUP版Officeが突然使えなくなるわけでもない。

◆Visual Studio (MSDN) Professional Subscription
My Visual Studioは継続して参照できる。期間中に取得したVL KeyはVLSCで確認できる。
・開発者ツールへのアクセス:MSアカウントに紐づいたMy Visual Studioサイトは使い続けられる。プロダクトキーの確認も可能。そもそもMSアカウントにProfessionalのライセンスが紐づくと外せない。Windows 10は新バージョンが出ると追加されるので今後も最新版で使える。Windows Serverは現時点で不明。Visual Studioも不明だがVisual Studio 2019は入手できた。
Azure開発/テスト用ライセンス:月6,000円のお小遣いは今も継続してもらえている。能書きでは「アクティブな Visual Studio サブスクライバーである間」となっていて、これがいつまで続くのかよくわからない。
・Windows開発者アカウント:終了日がずっと先の日付になっているのでたぶん使い続けられる。

 

一番気になっていたのがOfficeの自宅使用プログラム。FAQには次のように書かれている。

Home Use Program よくある質問
https://www.microsofthup.com/hupjp/faq.aspx?country_id=JP&culture=en-US
Home Use Program の製品は通常の製品版とは異なるのでしょうか?
(中略) このソフトウェアの使用権は、組織のソフトウェア アシュアランスが有効であり、お客様が当該組織に継続して雇用されていることが条件となります。ソフトウェア アシュアランスが失効している場合、雇用主がその旨をお客様に通知することになります。

てことらしい。退職ならとにかくケチってSA終了にしたとかそういう場合は雇用主が通知をしなかったら社員はSAが切れたことを知り得ない。それだとダウンロードができないとか、再認証ができないという時点で気づくことになる。この一文からも分かるが、Office 365のように勝手にライセンスが終了することも無いので、SAが切れてもアンインストールしなければ「ライセンス違反のまま」使い続けてしまう可能性はある。

 

次に気になったのがWindows 10のアップグレード。Windows 10は今後もWindows 10なのでSAのアップグレード権とは別に更新版がVLSCに掲載されることになる、はず。SA切れ後に新しい版が出ていないのでどうなるのかは不明。あと次期Windows、Redstoneの噂がチラホラ出てきたが、Windows 11になるとかならないとかは議論するだけ無駄なので考えない。

 

あとはMSDNのVisual StudioとAzure。これが一番の謎。VSサブスクリプションが切れた少し後にVS2019が登場したとたん、VLSCからはVS2017以外がきれいさっぱり無くなったのに(前にはあったVS2013、VS2015がダウンロードもプロダクトキーの確認もできなくなった)、My Visual StudioにはVS2019が掲載されてきて、しかもTrial版ではなくてProfessional版の正規のキーも発行された。VS2017からはローリングリリースになっているとはいえ、Windows 10のようにずっと使えますみたいなことは見たことがない。Azureも意味不明で開発/テストアカウントは有効のまま。使う側としてはありがたやありがたや、て感じとともに若干の気持ち悪さも有り。

現時点でいまいち分からないのはMSDNで入手できるWindows Server Semi-Annual Channel(SAC)。これはWindows Server 2016/2019 (LTSC)のエディション違いの扱いになっていて、Windows Server SACの新しいバージョンを今後も手に入れらるのかが不明。理屈としてはMSDNのSAが終了してるからWindows Server 2019の次の版は手に入らないはずだし、それに対応するWindows Server SACも手に入らない、というのが基本だと思う。まあWindows Server 2019は現時点の最新だからその先のことは考えないでおこう。

 

期限切れ後も使えるMSDNライセンスがあるから今の使い方(商用な利用をしない)から仮想マシンインスタンスとかWindows To Goとか普通に使えるし、Windows SAはあまり要らないし、Office SAもメジャーアップグレード狙い以外は要らないと思った。

 

VLのSAが終了した。」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 自宅使用プログラム(HUP)でOfficeを使ってみる。 – の回想録

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