Windows 8.1のDOS起動ディスクの中身の使い方。

Windows XP~8.1まであった機能、フロッピーフォーマット時の「MS-DOSの起動ディスクを作成する」オプション。Windows10で無くなったが、これでできるディスクの内容が日本人にとっては意味不明。英語が分からないとかじゃなくて、ファイルの内容が。

win81fd1

Windows MeのDOS部分が普通に起動できるのだが、
win81fd2

これらのファイルの使い道を知りたい。
win81fd3

ggrksると「IO.SYS、MSDOS.SYS、COMMAND.COM以外は要らないので消すべし。」みたいなのが出てきて疑問に答えてくれない。

これらのファイルはフォントとキーボードレイアウトを各国仕様に変更するのに使う。フォーマット後のFDにできているCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを適切に調整すれば自国で使ってる基本的な環境が整う状態になっている。もちろん国際化対応は日本も例外ではないが、起動ディスクには日本語フォントも表示ドライバも無いからキーボードの配列変更だけが国際化の対象。具体的には次のようにCONFIG.SYS、AUTOEXEC.BATを修正する。これで日本語キーボードが使える。

CONFIG.SYS は0バイト(空)のまま。

AUTOEXEC.BAT (日本人向け)

KEYB JP,437,KEYBOARD.SYS

AUTOEXEC.BATを作るだけ。フォーマット後にKEYB.COM、KEYBOARD.SYSはすでに入っているからグレーなサイトから持ってきたりする必要も無し。KEYBOARD.SYSのJPはコードページ437、932の両方を内部的にサポートしているが表示用のファイルが無いからCP932は使えないのでCP437を指定しておく。

以上は外国語のこと知らんしっていう日本人向け設定。マルチリンガルで6か国語(コードページ)を扱える西洋人向けだとこんな感じ。

CONFIG.SYS (西洋人向け)

DEVICE=\DISPLAY.SYS CON=(EGA,437,6)

AUTOEXEC.BAT (西洋人向け)

MODE CON CP PREP=((437 850 852 860 863 865) \EGA.CPI)
MODE CON CP SEL=437
KEYB US,437,\KEYBOARD.SYS

これで表示に関してはmodeコマンドでmode con cp sel=850などコードページを437 850 852 860 863 865の中から切り替えて使える。キーボードはUS配列を指定しているので特に変わらず使えるが、KEYB HU,852,KEYBRD2.SYSでハンガリー用配列になるなど動的に切り替えができる。

win81fd4

DOS起動ディスクの本来の使用用途は表示・キーボードの設定のためにCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを作って、後はBIOS FLASHユーティリティをコピーしたらFDでPC起動してFLASHしてね、というのが正しい使い方なのだと思う。

日本人なのにイキってUSキーボードを使ってる人はCONFIG.SYSもAUTOEXEC.BATも無しか、0バイトの空ファイルでよい。

日本語106キーでCONデバイスのCP437を省略せずきちんと設定する場合はこんな感じ。起動ディスクのファイルだけなら、これ以外のことはできないし、ここまで律儀に書く必要も無い。

CONFIG.SYS

DEVICE=\DISPLAY.SYS CON=(EGA,437,1)

AUTOEXEC.BAT

@ECHO OFF
MODE CON CP PREP=((437) \EGA.CPI)
MODE CON CP SEL=437
KEYB JP,437,\KEYBOARD.SYS

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