PCエミュレータのPCemを試してみた。

PCemというIBM PC系のエミュレータを試してみた。

PCのエミュレータは有名どころのVirtualBox、VMwareは純粋にWindows NT系をターゲットにしており、DOSやWindows 9xでの動作はいまいち。qemuはごった煮になってきてて新しい版はDOSの動作が怪しい。DOSBoxは内蔵のDOS互換システムの縛りが気持ち悪い。またこれらのいずれのエミュレータも「実在しない仮想のPC」を定義していて、ビデオアダプタやネットワーク、サウンドなど一部のサブシステムは実機準拠の動作をするが、実在の機械全体をエミュレーションするわけではない。

PCemゲーム機のエミュレータのようにIBM PCやIBM ATを始めIntel Advanced/VXなど実在の機械をエミュレートしてそのBIOSを使い動作するのでかなり良く動く。このアプローチではほかにPCEというものもあって一時期追跡していたが、これはIBM PC/XT止まりでDOS/Vは動かないので、LX200のように俗にいう「DOS/C」環境を使う必要があって今ひとつ実用性(?)に欠ける。

以前に作ったPCDOS2000+Win3.1の環境を立ち上げてみた。

起動時BIOS画面。完全にAward BIOS。

pcem1

 

JustWindow2 (一太郎など) SVGA 800×600表示。

pcem2

 

IBM WINDOWS 3.1 SVGAドライバ使用。S3 Virgeを指定しているのでドライバを入れればHigh Colorでの表示も可能なのだろう。

pcem3

 

スクリーンショットが無いが98/VエミュレータもSVGAドライバと2モードFDDでなら動いた。98/Vがきちんと動くエミュレータは他にはVirtualBoxくらい。

VirtualBoxで動くといえばOS/2で、PCemでも試したらWIN-OS/2(Win16)以外はなんとなく動く。

pcem4.JPG

 

VirtualBoxやVMwareみたいに早くないし、BIOSイメージをどっかから持ってくる必要があるとかアングラ要素があるとはいえかなり面白い。Socket7実機を捨てられる夢を見た気がした。

 

 

PCエミュレータのPCemを試してみた。」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: bochsで98/VとかOS/2を動かしてみる。 – の回想録

  2. ピンバック: IBMulator というPS/1エミュレータ – の回想録

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