システムのバックアップを考える。

パソコンまわりの実働環境のバックアップをもっと楽に行いたくなった。

Creators Update以降、Windows 10付属のシステムイメージバックアップツールの「バックアップと復元 (Windows 7)」がまともに動かなくなった。データのバックアップは「ファイル履歴」機能は動いているが、システム自体に不調が出た場合にシステムイメージが無いと面倒なことになる。

家じゅうの4台のどのWindows10でも「バックアップと復元 (Windows 7)」を使ってバックアップ先をNASにしても外付けHDDにしても途中でバックアップが失敗する。Win10 1607では問題なかったのに。こんなWindows7な機能は切り捨てたいのだろう。これまではシステムバックアップはAOMEI Backupper Standardというフリーソフトでシステム構築時、大きな更新時に静的なイメージ作成を行っていたが静的なバックアップだとイメージが古くなっていくし、更新も面倒だし。それに中国製ソフトだからという理由で何となく不安。AOMEI製品の出来はバイドゥ製のソフトよりまともな感じはするけどね。

売り物のバックアップソフトは長い間Norton Ghost 2003を使っていたがたいがい古くなっていてWindows Vista以降は使いたくないし、最近はdebianのdd+gzipでごまかしたりしてたけど、そろそろ売り物のバックアップツールを買うことにした。

候補は次のもの

ライフボート LB バックアップワークス
一応国産ソフト。販売もメガソフト扱い。中身はParagonらしい。

Acronis Ture Image
アメリカ製。かなり以前からあるソフト。国内ではソースネクストが先月まで扱っていた。ソースネクストということで若干の不安があったが、それについては後述。

Paragon Hard Disk Manager、Drive Backup
ドイツ製。これも以前からあるし、LBシリーズのOEM元だったりする。以前NTFS for Macを使ったことがある程度。

対象外として

AOMEI Backupper Standard
中国製。ちょっと胡散臭い中華ソフトと違って結構しっかりしてる雰囲気だし、起動メディアを作ったらインストールは不要なので使いやすい。Ghost以降はだいぶ使ったし、正直言って個人使用ならこれで十分で実際そうだった。でも今回はインストールしての使用はしたくないので候補から外す。

EaseUS Todo Backup Home
中国製。USってつくからアメリカ?って思ってしまうが、サイトもDVDfabっぽいというか、中華風が漂う雰囲気。ちょっと使いたくないし、過去にも使ったことが無い。

結局この中からAcronis True ImageとParagon Hard Disk Managerを買った。本音をいうとBackup ExecLTO Ultiumが使いたいが、さすがに個人では無駄。

結局Paragonでイメージバックアップ。Acronisは悪くないがどちらかに統一したかったのと、Lifeboatでも採用されているって実績でParagonに統一。使った感とかそもそもどうでもよくなったのでその他の内容で。

データのバックアップはメディアの選定に困る。

2018年現在、

信頼性順だと BD-R 1層 > BD-R 2、3層 ≒ USB-HDD > CD、DVD >> USBメモリ、SDカード
手軽さ順だと USB-HDD > BD-R 3層 > SDカード ≒ USBメモリ > BD-R 2、1層 > DVD、CD
コスパ順だと USB-HDD > BD-R 3層 > USBメモリ ≒ SDカード > BD-R 2、1層、DVD、CD
内蔵HDDはいずれも論外。

という印象。信頼性に関して、HDDのが上ていう人と相変化のBD-Rって言う人が居て決着がついていないが、個人的には誤消去やオンライン時の故障やマルウェアを考慮するとBD-Rのが一枚上だと考えている。あとテープ媒体も着実に進歩してるしUltium3あたりのハードも新品・中古とも手が届かなくはないものの、磁気テープの信頼性が光学メディアやUSB-HDDより劣ることは経験済み。あれはオフラインデータのアーカイブには適してなくて、オンラインデータの世代間バックアップで信頼性を確保するものだと思っている。

とりあえず今はBD-R 3層1部とHDD 二台体勢。この5年ほどでHDDの一部データ50GB程度が消えてミラーで2台に波及したがBD-Rから書き戻して事なきを得る。BDさまさま。HDDだけではやっぱり不安だ。データ容量が少なければクラウドでもいいかもしれないが、クラウドのデータ消失や流出は実際に発生してるし、オペレーションミスも発生するからそんなに安心はできない。

後になって判明したこと。USB-HDDのデータが化ける事象に出くわした。オウルテックの黒角KURO-KAKU OWL-ESL35/U3(B)に東芝の6TB HDDを入れて使っていたら2TB境界でMD5ハッシュ値が毎回変わることを確認。このケース自体は4TB上限なのでそもそも対応していないのだが、4TBだったものを6TBに交換したところ動いてしまったのをそのまま使っていたのが悪い。アーカイブは普通に使える(当該ファイルのzipファイル内のすべてのファイルでCRCエラーも出ない)し、Windowsのファイルコピー時もエラーは出ないし、イベントログにもエラーは無かった。ただfcivで確認したMD5ハッシュだけが寡黙に問題を検出した。怖い。同じ型番のHDDケースに入れたWDの8TB HDDでは東芝のと同一データを保存しているのにデータ化けが発生しなかったが、これも信頼性が疑わしいので交換することに。個人のバックアップ用だとしても、こういう用途では仕様を十分確認しないとダメっぽい。

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