PCDOS2000に追加したいファイル

PCDOS2000日本語版は仮想PCソフトでDOS/Vを構成するときの基本的なOS。PCDOS2000を自分が必要とする目的で使うときに困ることがあるので対処のメモ。

・EXE2BINが無い。
アセンブラで.COMなプログラムを作るとか、ちょっとしたバイナリデータを作りたいとか、無いと困る。代替品はいくつかあるものの、純正品を用意しておく方が良い。PCDOS J6.3/VからEXE2BIN.EXE (7,214バイト CRC=060E4404)を持ってきてSERVER EXE2BIN.EXE 6.30 を設定する。

・SYMDEBが無い。
デバッガのDEBUGコマンドは標準装備されているけど、Code Viewを持ち出すまでもない状況ではDEBUGよりSYMDEBのほうがわずかに便利なところもある。NECのPC-9801用MS-DOS 6.2の拡張機能セットからSYMDEB.EXE (Ver3.01、36538バイト、CRC=01B97394)を持ってくる。

・RECOVERが無い。
相当絶望的な状況でもない限り必要は無いが、あると最終手段として使えるので。これもPCDOS J6.3/VからRECOVER.COM (10,330バイト CRC=1BD5C9B0)を持ってきてSERVER。

・ATAPI CD-ROMドライバが無い。
CD-ROMデバイスドライバは各社からダウンロードできるが、仮想PCで安定して使えるのはWindows MeのセットアップディスクについているOAKCDROM.SYS (Rev D91XV352、41302バイト CRC=D7AE36C0)を持ってくる。IBM純正のミツミ製IBMIDECD.SYS (V1.44、14221バイト)のがメモリ使用量は少ないが仮想PCソフトではデータが読めなかったりと今一つ動きが良くない。

・BASICインタプリタが無い。
PCDOS2000/7.0にはプログラミング環境としてREXXが用意されているが、IBM-PCではMS-BASICを使いたい。PC DOS J5.02D/VからBASIC.COM、BASIC.EXE、BASICA.COMを持ってくる。仮想環境で動かすにはBASIC.EXEにパッチが必要。ついでにMS-DOS 6.22かWindows MeからQBasic一式も持ってくる。

・Eエディタが重い。
ファイル一式で120kバイトを超えるから720kBのFD一枚に入れておくには場所を取り過ぎる。PC DOS J5.02D/VのおまけディスクからTE.EXE (Ver1.04、27937バイト)を持ってくる。

・DOS/V Extension 2.0が無い。
DSPX、DSPXVGAが標準装備されているがSuperVGA対応ではないし、CD-ROM版のPCDOS J7.0/V UpgradeからDOS/V Extension一式をインストール。製品版PCDOS J7.0/VにはDOS/V Extensionが含まれていないのでUpgradeのCD-ROM版が必要。

・WINDOWS 3.1Jを後からインストールすると「PCDOSツール」のグループができない。
WINDOWS 3.1のインストールが終わってからPCDOS2000のインストーラをSETUP /E(ツールのみインストール)で実行し、Central PointアンデリートWindows版を追加インストールするとプログラムマネージャに登録される。

・ASPIマネージャ、DPMIホスト、その他ツール
Adaptec EZ-SCSIからASPIDISK.SYS他、IO-DATA MemoryServerⅡからDPMI32.EXE、他にLHA、DIET、PKZIP一式、WSP、BDIFF、ISH、FD、MIEL、FILMTN、LHMTN、VFUとかよく使うフリーソフトなど。

まとめるとPCDOS 2000を使うにはPC DOS J5.02/V、PCDOS J6.3/V、PC9801版MS-DOS6.2拡張機能セット、PCDOS J7.0/V Upgrade、Windows Me(またはWin98)を揃えてファイルを持ってくる必要がある。DOSでアセンブラでナニしたいとかそういう要求が無い限りはここまでする必要は無い。

AMラジオ用のアンテナ整合器

市販品のAMラジオ用の整合器をわざわざ買った。

通信型受信機を買ったから短波用アンテナが欲しいなと思ってちゃんとしたAM・短波用アンテナを買おうかと画策してたけど、送信しないし、どうせたいして使いもしないから適当でいいやってなった。

DXアンテナが共同受信用でAMアンテナを出しているが、エレメント長が1.2mでロングワイヤーの変形として見た場合短かすぎるし、マスプロ製のAMアンテナは中波放送帯域のみで短波帯の感度が不明だしってことで買うかどうか悩んでいたところ、日本アンテナでAMラジオ用の整合器RM-70が出ているのを見つけた。AM受信用アンテナ基台部はおそらくこの手の整合器がついているはずだから、これを使ってロングワイヤーを組めば良いはずって考えた。

本来はテレビアンテナの同軸75Ω系統に混合された中波放送波をFMチューナーなんかに付属してるチャチなループアンテナ用の端子に接続するための整合器。逆向きに使えば片側給電のロングワイヤーアンテナ系を受信機の50Ω系統に接続するのにも使えるだろうと踏んで注文。オートトランス1:12くらいのバランだろうと思って取り寄せたら、やっぱり予想通りの構造だった。持てる限りの撮影テクニックで接写を試みる。低インピーダンス側は4回巻き、高インピーダンス側の巻き数が読み取れない。

仕様を信じるなら4回:14回(共通部分を除いて二次側10回)で75Ω:919Ωか、4:15(11)で75Ω:1055Ωか、多めに見積もっても4:16(12)で75:1200Ω。

ディップメーターの出力で電圧比を測ろうと思ったらなぜか20MHzくらいになって2MHzくらいに下げられなかったが、この周波数の電圧比だと1:8くらい。こんなに電圧比が大きくなるのはたぶん正しく無い。75Ω側は終端抵抗もつけてなくて解放ってのが一番ダメ。また完全にバラすときに測りなおそう。

正直なところ、高いし、これくらいなら自作したほうが良かった。

IBM PCDOS 2000日本語版の差異を調査する。

この2枚のPCDOS 2000 日本語版のCD、右のプリンタブルCD-Rはどうみてもパチもんくさい。

だが、両方とも真正のIBM製でライセンスも正しく付与されている正規品。

参考:
PC DOS 2000 日本語版

CD-ROM版は発売時期によって初期の製品はプレスCDで、後期の製品はプリンタブルCD-Rで提供されいる。肝心の中味はというと、ISOイメージのバイナリ比較で一致するから完全に同じ。

ちなみにボリューム情報を見てみるとこんな感じ。Aplixのオーサリングツールを使っているらしい。もしかしてWinCDR?

前期後期で箱の出来はだいたい同じだけど、マニュアルは初期の製品のほうがきれいな装丁で、コレクションするとかソフトウェアラックに飾っておくとかなら初期製品がいい。

この一致情報を誰が欲するのか不明だが、Windows 3.1みたいに出荷時期によって仮想PCソフトで動くとか動かないとかで悩まされる心配は無いことが分かった。

参考:
Windows 3.1のセットアップファイル差異にハマる。

wesTayin T668

バカ安い特小トランシーバーが届いた。

wesTayin(Global Mei Chuang)のT668。アマゾンのタイムセールで2台セットが2,500円少々。

一台あたり1200円少々。小さくてオールプラで軽いのにおもちゃっぽくない。ビジネスパーソンに最適である。

本体に技適マークがちゃんと表示されている。取説の「技適マーク有」の表現が誇らしい。箱や取説の日本語はやっぱりいろいろとおかしい。

一応ファーストインプレッションレビューをしておく。

◎PTT(送信ボタン)が左側面。右手、左手どちらでも対称に使えるように正面の真ん中にPTTが配置されているモデルもあるが、個人的にはこのスタイルが落ち着く。
◎単四乾電池三本仕様。専用電池でないところがポイント。
◎バックライトは明るくて見やすい。×オン時間の調整はできない。
×スケルチ調整は固定。○▼ボタン長押しで一時的にスケルチ解放できる。
◎スキャン機能あり。▲ボタン長押しでスキャン開始。途中でスキャン方向の変更可。
◎CTCSS使用時に送信終了時にトーン送出を停止した後で電波の送信が停止する。ノイズスケルチのザッという音が出ない仕組み。これに対応してかスタンバイビープの送出機能もある。
×ビープ音がうるさい。音量調整は無いがオフにすることはできる。ただし電源投入時とロックオンオフのビープは消せない。
◎なぜか青色LEDのライト付き。本体電源オフでも点灯できる点は良い。
◎VOX機能がある。本体マイクでも動作するから一応周囲モニタみたいな感じで使える。
×PTTロック機能(一度押すと離しても送信が継続する動作)が無い。
?感度云々は分からないが、近所の作業の通話が入ってきたのでそれなりの性能はある気がする。
△周波数が400Hzほど低い?
学研トランシーバーで駐車場整理をすると事故りそうだけど、本機ならまあまあ行けそう。

全体的には無難な特小トランシーバーに仕上がっている。同一筐体でPMR仕様の0.5W出力モデル(ただしfor kids)もあるくらいだし、0.01Wの特小に仕上げるのに無理は無いだろう。

いじくりまわしていたら変な表示になった。

・▲と▼を押しながら電源オン。「F3 00」表示になって、特小1CHで無変調キャリアが出る。
・MENUを押すと「F3」と「F5」表示が交互に入れ替わる。
・この状態で▲、▼を押すと300Hz、500Hz単位で無変調キャリアの周波数が変更される。長押しで連続的に変化。表示が変わらないからうかつに触らないように。触ってしまったら押した回数だけ逆に戻すか、100Hz未満の単位を識別できる機器できちんと確認すること。
・電源を切ると不揮発メモリに記録する。設定は電池を抜いても保持している。

この隠し機能を使うとレビューで書いた周波数ずれをある程度調整できるのだけど、温度や電圧で100Hzくらいは平気で動くからあまりシビアに考えなくても良いと思うし、そこそこ周波数を正確に測定できるものでないと訳が分からないことになるから、むやみにいじらないほうがいい。(少なくとも特小機どうしで確認するのは難しい。) どこまで変更できるかは試さなかったが、特小バンドを逸脱することは簡単にできてしまう。

あと設定リセット機能も見つかった。これは簡単で「PTT押しながら電源オン」。このリセット機能では上の周波数調整はクリアされない。あくまでもチャンネル、グループ、機能設定のクリアのみ。

特定小電力トランシーバーがバカ安い。

交通整理とかで使われている特定小電力トランシーバー、近年で恐ろしく値段が下がっている。

ここ最近で目にするものだとGlobal Mei Chuangという香港メーカーのものがwes Tayinというブランドで出回っている様子。

特定小電力トランシーバー 2台セット wesTayin-T899 – アマゾン (←アフィリンクではない)

アマゾンで2台セットで三千円切りの2,999円。技適番号が出ているので電波りようこ総務省で確認すると、当該のモデルT899は認証を受けていることになっている。

技術基準適合証明等を受けた機器の検索(soumu.go.jp) の210-134033検索結果

単三電池×3本仕様で、液晶表示、スケルチオフ、CTCSS、VOX装備で機能充実、ストラップも付属。

本来はfor Kidsな製品のようなのに、「ビジネスパーソンが トランシーバーを 使っています。見たところ 専門家のようです。」とか「ビジネスマンがトランシーバーを使うのは、とても専門的に見える。」というキャッチをつけるのはなかなかセンスがある。そのほかの宣伝文句(誤字とか)もいろいろと面白い。

昭和のおもちゃトランシーバーは3000円出しても本当のおもちゃでしかなくって、100mも離れたらまともに通話できないし、スケルチもついてなくて子供ながら正直使えたものではないと思った。アマゾンのレビューの内容からは本当に信頼できるものかどうかは疑わしいけれど、合法的に使えるおもちゃトランシーバーとしては面白い気がする。それに昭和のおもちゃトランシーバーを今使ったら本物の違法局になるわけで、遊ぶなら中華合法特小機のがまだ良い気がする。